エアコン運転で換気はできないの？

梅雨の季節がやってきますね。今週から朝起きるとエアコンを・・という方も。
湿度が高くなる梅雨時期、これから活躍が増えるエアコンですが、運転時は窓を閉めるので密閉空間になるのではと、心配する方も多いのかもしれません。
特に蒸し暑い真夏のエアコン運転時、ほとんどの方は「そろそろ換気しよう」など考えることは無いと思います。
自宅の場合、同居している人は同じ空間にいるので、エアコン運転によるウイルス感染リスクはあまり変わらないですが、特に注意したいのが「換気」です。
エアコン運転時は室外機も同時に動くので、室外の空気が入って換気されているのではと思われがちですが、実はほとんどのエアコンは換気機能がついていません。
エアコン運転時は冷房・暖房にかかわらず、たしかに給気と排気をしていますが、吸い込んだ空気は室外機から排出せずエアコン内で空気を暖かくしたり冷たくしたりした後、部屋へもどしているため部屋の空気と室外の空気を入れ替えてはいません。
換気機能が無いエアコン運転時の換気の目安は約１時間に５分程度窓を開ける等空気の入れ替えをしましよう。
シーリングファンやサーキュレーターは空気の流れをつくり、換気の効率を大きく上げ短時間で多くの空気を入れ替えることがきます。
真夏の蒸し暑い時期に冷房がきいている涼しい部屋、窓を開けたくないですね。窓を開けて換気による室温上昇を少しでも抑えるには、できるだけ多くの空気を短時間で入れ替えること、換気効率を上げることですね。特にシーリングファンは場所をとらず、大きい羽根でゆっくり回転するため音が無く、寝室にも設置されることが増えてきました。