吹き抜けにシーリングファンが効果的
エアコンやファンヒーターの暖房運転を一番使う時期ですね。空気は温度が高ければ体積が大きくなりますが、空気の質量（重さ）は変わらずに体積が増え密度は小さくなり軽くなります。冷たい空気と暖かい空気が接する場合、暖かい空気は軽いため上がってゆき上昇気流となり、反対に冷たい空気は下がってゆき下降気流となります。
冬の暖房に使うエアコンやファンヒーターから出た暖かい空気は、すぐに上昇気流になり天井付近に溜まることになります。また暖かい空気と接した冷たい空気は下降気流になり床付近に溜まり、足元は寒い状態で天井と床付近は大きく温度差ができ足元が寒く、暖房の設定温度を上げてしまうということが多いですが、高い天井であるほど温度差が大きくなり暖房効率は悪くなります。温度差を解消するために作られたシーリングファンは、大きい羽根を回転させ空気を撹拌するることで、暖房運転による上下の温度差を抑えることができ、生活空間である床付近の暖房が効きにくい解消に役立ちます。
吹き抜け等、高い天井にシーリングファンを取付けている場合は、風向きは夏と同じ下向きの回転が効果的です。風向きが上方向の場合は風が天井に反射し床付近まで降りてくる風力が必要になるため、高い天井の場合は床まで距離が長く、床まで暖かい空気は下降せず高い空間の部分的な空気循環になり、特にエアコンやファンヒーターの暖房運転時の空気循環効率は上がりません。風向きを下向き設定にして、天井付近に溜まった暖かい空気を直接床付近へ送ることで、温度差を抑えることができ暖房効率が上がります。吹き抜け等高い天井にシーリングファンを取付けしている場合は、オールシーズン風向きは下向き設定の回転にしてください。
Hunter HFC-72 マットブラック
オフィスビルにおいて、気流感を活用して設定温度を 緩和し快適性と省エネ性を両立することを目的として、 シーリングファンの採用が増えています。シミュレーションなど冬期暖房時の室内鉛直温度分布ならびに風速、消費電力を把握し主観評価について報告に関する、空気調和・衛生工学会大会学術講演論文集はこちらから
シーリングファンの撹拌効果で気流を活用してエアコンの設定温度を緩和、みなさまの空間に快適性と省エネ性を両立します。
HunterStore（ハンターストア）取扱の輸入シーリングファン（PSEマーク付き）は、電気用品安全法の技術基準に定める試験に合格した製品を提供しております。
さらに日本向けに厳しい技術基準に適応し、日本仕様への変更や改良等を実施しております。
日本語の取扱説明書・保証書が附属しており日本でのサポートが受けられますので、海外メーカーのシーリングファンを設置後も安全にご使用いただけます。
