シーリングファンの風向きについて

シーリングファンの風向きについて

国内で市販されていますシーリングファンの説明書には、風向きは【夏は下向き】【冬は上向き】と商品の説明書に記載されていますが、取り付け場所の天井の高さや、壁までの距離の関係で空間の循環効果が大きく変わります。ハンターシーリングファンの羽根は大きい傾斜角度に設計されていますので低速回転でも風量が多く、風向きはどちらでも空気循環を致しますが、本来の取付目的であります生活空間全体の床付近まで、風が流れることが最も重要なことです。通常の風向きの設定は、オールシーズン下向き設定で羽根が回転することが、空気循環の効率が高くなります。風向きを上向き設定にした場合、羽根から発生する風は天井でに跳ね返りますが、周りに壁が無い広い空間や、床まで3mを超える高い天井の空間では、風は床付近まで届かず、生活空間でない主に天井付近の空気循環なり循環効率が悪くなります。天井高が約2.5m以下の低い天井空間では、羽根から発生する風の体感がやや強くなりますが無くしたい場合は、風向きは上向き設定にしてご使用ください。天井が低い約6帖ぐらいの小さい部屋でエアコンの暖房運転時、窓やドアを締めた空間では、羽根から発生した風が天井で跳ね返り、壁を伝わり床付近まで風が流れやすくなるため、羽根から発生する風の体感を抑えながら、床付近までの空気循環の環境をつくることができますが、風向きが下向き設定に比べ風の力が弱いため循環効率は低くなります。

マンション等で多い小さい部屋の低い天井の空間では、風向きが上向きでも循環効果がある程度見込めるため、羽根から発生する風を体感的に感じるか、感じないかの違いで、風向き設定を変えてみても良いと思います。シーリングファンの風を心地よく感じる方は、循環効率が高いオールシーズン下向きの設定でご使用ください。

 

 

シーリングファンの風向きを切り替えるリバーススイッチ

回転運転中はリバーススイッチの設定を変えないでください。

リバーススイッチがシーリングファンの本体上側にあるモデルもあります。

 

 

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